アップルの宿命

アップル好きのアップル万歳はいつの時代も変わらないなぁ　って
記事を日記の方に書いたのだが、
なぜそんなに支持されるアップルが、トップになれないのか、少し思う事を書いてみる。

僕自身は、中古のMacは使ってたし、今はiPodを使ってる。
でもアップル好きって訳でもないなぁ。

知り合いとアップルの話になったときに、アップルはインターフェイスを考える会社だという話になった事がある。
アップルの優れてる点は、その使い心地、つまりインターフェイス、というのは、今でもそう思う。
アップルでは、使い心地が最優先。中身がどんなに変わろうと、使い心地が変わらないのはアップルだけ。

それが最大の長所で、欠点だともいえる。
使い心地最優先で、全てを開発してるので、他の面、
使い心地よりも実利を求める(安さとか、速さとか、互換性とか)
場面で、その時点のトップの企業に負けてしまう。
そして、アップルユーザーはアップルが一番すばらしいと言い続ける。
僕に見えるのは、そんな構図だね。

iPodは今は、デジタルオーディオではトップなんだろうか？
どこかで読んだけど、ジョブスとアップル社を立ち上げたもうひとりが、iPodも、どこにでもある非常に安価な製品のひとつになるだろう、って書いてたのを思い出す。
電卓が今やくじ引きの景品にもならないほど安い製品になったように、デジタルオーディオもそうなるって書いてたね。
そうなった時に、アップルの使い心地は武器になるだろうか？
ある程度高い値段設定で、高収益じゃないとアップルはやっていけないと僕は思うなぁ。

まぁ、端からトップになることは考えてないのかなぁ？
少なくともgoogleみたいな野望はアップルには今は感じないねぇ。
でもアップルは、使い心地という武器を手に、生き残ってゆくんだろうね。トップにはなれなくても。
それがアップルの宿命だと僕は思うなぁ。
まぁ、僕の所感です。