パソコン日記

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DOSのお話

DOSのお話


VistaあるいはXp64bit版以降で日本語DOS環境がサポートされなくなったが、
個人的にはDOS、もしくはCMDは現役で使ってる。
WINDOWSに移行してからアプリケーションを使う処理はWINDOWSアプリに移行したし、
DOSを使い続けてるのはコマンドラインの処理だけ。
ファイラー(Pyxis)から呼び出して使うだけだし、
日本語処理のソフトも、日本語表示環境がなくても動くので問題ない。


ウインドウズスクリプトとか、その他いろいろなWINDOWSで動くスクリプト言語が出てきたが、
移行しなかったのは、COMMAND.COMあるいはCMD.EXEの機能で充分だったから。
COMMAND.COM標準の機能以外は、昔のフリーソフトで補ってるし、
DOS標準の機能なら、COMMAND.COMでなくCMD.EXEが勝手に動くので、
ファイル名のしばり(8.3)などからも開放されてる。
という事で、自分的にはVista以降もDOSは現役で使うだろう。



未だにVzエディタを使い続けてる人もいるようだが、WINDOWS3.1時代にWINDOWS用の
エディタはいろいろ試して、WZを経て秀丸にとっくに(15年前に)移行したので、
VzエディタはMS-DOS6.2とPC-DOS7.0で使うだけ。
WINDOWSアプリで代用していないDOSアプリってコマンドライン用以外ない。
という事でDOSはまぁVistaでも現役。



と、ここから昔話に入る。
DOSを使う上でHSB(高速再起動用ソフト)の環境切り替えは必須だったけど、
NEC98では動いてもDOS/Vではうまく動いてくれなかったりと不完全だった。
DOS/VはNEC98あるいはEPSON互換機のように機種が特定できなかったので
対応しきれなかったのかなぁ?


486時代からDOS/Vを使ってたけどNEC98の方が快適だったね。
V30でもサクサク動くハードウエアテキストスクロールはやっぱNEC98だった。
今はペン2マシンのノートとかでDOS/Vなので、速度差はもはやどうでもいい物となったけど。
DOS/VマシンでもDOS/Vを現役で使おうと思ったら、僕的にはサウンド周りがPCI接続に移行する前のペン2時代まで。サウンドが使えないと、やっぱりつまらないからなぁ。
という事で、サウンドがISA接続のデスクトップ、ノートなどいろいろ買ったけど、
今はノートが残るのみ。WINDOWS98SE標準のDOSWINDOWS切り替えで便利に使ってます。


なぜWINDOWS98SEなのかは台湾製サービスパックを当てて、USBマスストレージドライバを使うため。さすがにWINDOWS98用のドライバ付きのUSBメモリも少なくなった。安いのにはまずないし。さすがにUSBメモリぐらいは普通に使えないと苦しいからなぁ。



NEC98のDOS6.2では省かれた、マルチコンフィグ機能があるのでDOS/VDOSはHSBなしでも、まぁ何とか使ってる。
あと、環境切り替えしまくるし、マシンも多数なので、DOSでよくあるCONFIG.SYS、コンベンショナルメモリを少しでも多くとるためのカスタマイズとか一切しない人です。
386時代にすでに、めんどくさーって感じでした。マシンの機種が変わると一切流用できないし、こんな汎用性のないことを努力したくないと思ってました。その頃はDOS3.3でフリーソフトでUMBとかは取得する時代ですね。
EPSONの98互換機用DOSはマルチコンフィグがあるんだけどMOのフォーマッタがEPSONDOSだとうまく動かないとかの互換問題で結局、SelSYS.EXE っていうフリーソフトで98DOSではマルチコンフィグです。NECDOSの方が2D" FD書き込み可パッチとかあったり、HDDをCドライブにするパッチとかあったりとかで、結局使い勝手が良かったね。


FM-TOWNSのDOS6はマルチコンフィグもあるし、普通に使ってるけど、唯一つ見つからなかったのが、ファンクションキーの表示及び設定のソフト。NEC98とDOS/Vでは色々あったし、一番使い良いのを使ってるけど、どーもマイナーマシンはソフトの数が少ないな。というかTOWNSでDOSコンソール画面がメインなのがおかしいんだろうけど。



さて、ここら辺でDOSが動くWINDOWSが動くといえば出てくるOS/2での、DOSの話を。
OS/2DOS窓は完成度が高かった、そんなに使い込まなかったけどDOS窓だけなら、一番使いたいOSだった。当時は既存環境はDOSとWINDOWS3.1だけだったので、移行する先は何でも良かった。しかしIBMがMS互換路線は失敗と判断すると、OS/2に先はないと判断し、開発終了。WINDOWS95以降とマックみたいに共存しながらやってく気はなかったんだな。
DOS窓の完成度だけだったら、今やっとWINDOWSVirtual PCとかで実現できる様になった気がするけど、あのシームレスに動くのはOS/2だけだなぁ。僕がOS/2にこだわってるのはその部分だけだし、DOS互換がない(のか?)eComStationとかは、もはや興味の対象外だなぁ。


結局DOS窓より、生DOSを環境を切り替えて使うという選択肢で今のDOSの使用状況がある。生DOSマシンはほとんど動かさないけど。一番動かすマシンで486のPC-9821Xpだなぁ。486の98DOSが一番使い良い。98DOSだとRa40とかも持ってるけど、速い必要が全然ないので、Xpがメインマシンだな。


DOSで遊ぶなら486なNEC98が今でも一番。という結論で、何が書きたかったのか忘れたのでこれで終了。